
陸地で行われる移動運動がすべて含まれる運動方法です。
走る・跳ぶ・這う・滑る・登るなどの動きの中に、回る・転がる・乗る・ぶら下がる・体をふる・バランスを取るなどの姿勢制御運動も含まれます。目の前の場所を使って体を動かすので、角度を変えるたびに動き方は無限に広がります。一直線に進んでも回り道をして進んでも大丈夫。動き方に決まりはありません。
しかし動きの中で一貫するものは、様々な動きを絶え間なく連続させる事です。実践者はそれを"Flow"と呼び、連続した動きの中で判断力や適応力を高め、またそれそのものが移動の象徴となります。
その人にしか見つけられない動きの追求は自己探究にも繋がり、他者とは異なる自分の限界を広げ続けることが個人レベルの実践を可能にしています。他者と競い合わず個人のオリジナリティを尊重し、限界に挑む人を支える事もパルクールの強さの一つです。
特長
パルクールは移動動作を用いた自由な運動方法です。
道具を必要としない全身運動であらゆる地形を進み体を鍛えます。
1980年代にパリ郊外で創始チームYAMAKASIによって生み出されました。
「○○を習得したからパルクール」という決まりは無く順位や階級もありません。
動きの中で自分と向き合い、課題を見つけて乗り越える。
パルクールは全ての人が実践可能な自己鍛錬の方法でもあります。
パルクール